📘 「process of elimination」の意味と使い方をわかりやすく解説!
TOEICや英検などの選択問題で「消去法」で正解を導き出すこと、ありますよね。そんなときに使える便利なフレーズが process of elimination です。問題を解く場面だけでなく、論理的に話を進めたいときにも役立つこの表現を、今回は詳しくご紹介いたします。
📖 process of elimination の意味
- 意味(日本語): 消去法、除外して答えを導く方法
- 英語での説明: A method of finding the correct answer or decision by eliminating all other options
- 直訳: elimination(排除)の process(過程)=「除外の過程」→ 消去法
選択肢をひとつずつ排除していき、最終的に残ったものが正解であるという思考法です。日本語の「消去法でいこう」とまったく同じ意味です。
🧠 語源・ネイティブ的な背景
“elimination” は「除外、排除」という意味の名詞で、数学や論理学の用語としてもよく使われます。英語圏の教育現場では、「選択肢を絞る」「正しい答えを導き出す」ための基本戦略として “use the process of elimination” が指導されることが多く、非常に一般的なフレーズです。
ネイティブの学生も、選択式の試験問題や日常の問題解決で自然にこの表現を使います。特にアカデミックな文脈やビジネスのディスカッションでも使用可能な、フォーマル寄りの便利フレーズです。
📚 文法ポイントと注意点
- “the process of elimination” で使われることが多く、定冠詞 the を付けるのが自然
- 動詞としては “use” “go by” “apply” などを伴って使う
- 冠詞なしで “by process of elimination” という副詞的な使い方も可能
- フォーマルな文脈でも使用可能
口語でも「I figured it out by process of elimination.(消去法でわかった)」という形でよく使われます。
✍️ 使い方の例文5選
⇒ 消去法でその答えを選んだよ。
⇒ 消去法で犯人を見つけ出せるはずです。
⇒ 彼は直接は言わなかったけど、消去法でわかった。
⇒ 消去法で選択肢を絞り込むことができた。
⇒ 明確ではなかったが、消去法を使って正しい診断にたどり着いた。
🔄 類義語・似た表現との違い
- guess: 勘で選ぶ。論理的根拠はない。
- rule out: 特定の選択肢を除外する(部分的な動作)
- deduce: 推論する。より高度な論理的プロセス。
“process of elimination” は「論理的に1つずつ削っていく」というプロセスに焦点を当てた表現で、guess よりも正確性が高く、deduce よりも実用的な印象です。
📱 SNSでのカジュアルな使い方
Used the process of elimination and finally found my keys 🔍🗝️
⇒ 消去法で探してたら、やっと鍵見つけた!
I don’t know who ate the cake, but by process of elimination… it’s my brother 😤
⇒ 誰がケーキ食べたか分かんないけど、消去法でいくと…弟だな。
Trying to find the right foundation shade by process of elimination 😅💄
⇒ ファンデの色、消去法で探してるとこ(笑)
💬 よくある質問(Q&A)

英語試験のライティングやスピーキングで使っても大丈夫?

はい、むしろ論理性をアピールできる表現なので積極的に使うべきです。

「by elimination」だけでも通じますか?

意味は伝わることがありますが、正式には “process of elimination” を使う方が自然で丁寧です。

会話で使っても不自然ではありませんか?

いいえ、特に論理的な説明をしたいときにはよく使われる表現です。
✅ まとめ
- process of elimination は「消去法」という意味のフォーマルかつ論理的な表現。
- 英語試験・ビジネス・日常会話のいずれでも使用可能。
- 冠詞や前置詞の使い方に注意しながら、自分の答えの導き方を説明するのに最適。