英語を勉強しているとき、「これって聞き返していいのかな？」と迷う場面ってありませんか？特にオンライン英会話では、沈黙してしまうよりも勇気を出して聞き返した方がずっと効果的です。今回は、筆者自身が初めて “Could you say that again?” を使ってみた体験談をもとに、学びにつながった気づきをシェアします。
📘 はじめに｜なぜ「聞き返す」が難しいのか
英語学習者にとって「聞き返すこと」は意外とハードルが高いものです。「相手に失礼かな」「理解力がないと思われないかな」と考えてしまい、つい曖昧に笑ってごまかした経験は、きっと誰にでもあるのではないでしょうか。
しかし実際には、聞き返すことは決して恥ずかしいことではありません。むしろ、相手にとっては「この人はちゃんと理解しようとしているんだ」と伝わるポジティブな行動です。
🧩 体験談｜はじめて言えた “Could you say that again?”
ある日のオンライン英会話で、先生の言葉がどうしても聞き取れませんでした。頭の中は真っ白。「どうしよう」と焦ったのですが、思い切ってこう口にしました。
Could you say that again?
すると先生は笑顔で、スピードを落としてもう一度言ってくれました。それだけでなく、別の表現でも言い換えてくれたのです。その瞬間、「あ、聞き返しても大丈夫なんだ」と心から安心できました。
その後も何度か聞き返す場面がありましたが、先生はいつも優しく対応してくれました。むしろ「Good question!」「I can say it in another way.」と前向きに受け取ってくれ、会話が広がるきっかけになったこともあります。
💡 気づき｜聞き返すことは学びのチャンス
この経験をきっかけに、「わからないまま流す」ことがなくなりました。聞き返すことで、同じ表現を繰り返し耳にできたり、別の言い方を学べたりするのです。例えば、初めて “pick up” という句動詞を聞いたとき、意味が曖昧で聞き返しました。すると先生が “It means to learn something naturally.” と説明してくれて、一気に理解が深まりました。
むしろ “Could you say that again?” は、自分の理解を深めるきっかけになる魔法のフレーズだと気づきました。
📚 役立つ表現集
もし「もう一度言ってほしい」と思ったときに使えるフレーズをいくつか紹介します。
Could you repeat that, please?
⇒ もう一度言っていただけますか？
I didn’t catch that. Could you say it again?
⇒ 聞き取れませんでした。もう一度言ってもらえますか？
Could you explain it in another way?
⇒ 別の言い方で説明してもらえますか？
Sorry, what does that mean?
⇒ すみません、それはどういう意味ですか？
🔄 学習のヒント
・わからないときは素直に聞き返す → 相手も丁寧に答えてくれることが多い
・一度聞き返した表現は、印象に残りやすい
・同じ内容を別の言葉で学べるのは貴重なチャンス
・“聞き返す＝会話が止まる” ではなく、“聞き返す＝会話が広がる” こともある
💬 まとめ
英語学習では「間違えないこと」よりも「やりとりを続けること」の方が大切です。筆者も、勇気を出して “Could you say that again?” を言えたことで、学びのスタイルが大きく変わりました。わからなければ素直に聞く――それだけで、英語がぐっと身近になり、成長のスピードも加速します。
みなさんもぜひ次のレッスンで一度、“Could you say that again?” を口にしてみてください。その瞬間から、英語がもっと楽しくなるはずです。
