📘 英語の独り言チャレンジとは?|スピーキング力を鍛える新習慣
英語のスピーキング練習として、最近注目されている方法のひとつに「英語で独り言を話す」というトレーニングがあります。
オンライン英会話や外国人の友達がいなくても、自分一人で、しかもお金もかけずにできるこの方法。私も実際にやってみたことがあるのですが、やってみると意外と難しく、そして意外と楽しいのです。
でも、「独り言を英語で話すって言われても、なにを言えばいいの?」と迷う方も多いのではないでしょうか?
今回は、“朝起きてから寝るまで”の自分の行動や気持ちを英語で言ってみるチャレンジについて書いてみたいと思います。
☀️ 朝の独り言英語|目覚めからスタート
まずは朝。目が覚めたら、寝ぼけた頭でふと思い浮かぶのはこんな言葉かもしれません。
- “What time is it?”(何時だろう?)
- “I don’t want to get up yet.”(まだ起きたくない…)
- “Did I forget to set the alarm?”(アラーム、セットし忘れたっけ?)
「おはよう」は “Good morning” ですが、独り言なので無理に挨拶を言う必要はありません。むしろ、そのとき自分が本当に思っていることを英語で言ってみる方がリアルな練習になります。
たとえば起き上がったあとに、
- “I’m still sleepy.”(まだ眠い…)
- “Let’s get ready for the day.”(今日の準備をしよう)
なども良いですね。
🚿 朝の支度を英語で実況してみよう
次に、洗面所での動作や着替えなど、日常のルーティンを英語にしてみます。
たとえば「歯を磨く」というシンプルな行動も、ちゃんと英語で言えますか?
- “I brush my teeth.”
- “I put some toothpaste on my toothbrush.”
- “I wash my face.”
ここでは、実際の動きと英語の表現を結びつけることがポイントです。
英語を「話す」というよりも、「考えること」を英語にしていくイメージです。
もちろん最初は簡単な表現で構いません。
- “Change clothes.”(着替える)
- “Make my bed.”(ベッドを整える)
- “I need to check the weather.”(天気をチェックしなきゃ)
最初は1文だけでもOK。毎日やる動作だからこそ、繰り返し練習できるという利点があります。
🍳 朝ごはん中も英語トレーニングの時間に
料理をする時間も英語の独り言にはぴったりの時間です。
「フライパンを出す」「卵を割る」「パンを焼く」など、地味ですが使える単語がたくさん登場します。
- “I take out the frying pan.”(フライパンを取り出す)
- “I crack an egg into the bowl.”(卵をボウルに割る)
- “I’m making toast.”(トースト作ってる)
食べるときには、
- “It smells good.”(いい匂い)
- “This coffee is too strong.”(このコーヒー濃いな…)
など、自分の感覚を英語で表現するのも◎です。
🧑💻 日中の仕事・勉強シーンでも英語をつぶやこう
日中の仕事中や勉強中は、なかなか独り言を言うタイミングがありませんが、心の中で思ったことを英語にしてみるだけでも効果があります。
- “I have so many things to do today.”(今日はやること多いな…)
- “I need to focus.”(集中しなきゃ)
- “Why is this not working?”(なんでこれ動かないの…)
また、メールを書いたり何かを調べたりしているときにも、
- “Let me check the schedule.”(スケジュール確認しよう)
- “I’ll reply to this later.”(これは後で返事しよう)
のような自然なフレーズが出てきます。
自分のタスク管理やメモを英語で考える練習にもなるのでおすすめです。
🍽 夕方のリラックスタイムも英語を忘れずに
帰宅後、テレビを見たり、趣味の時間を過ごしたり、友達とメッセージをしたりする中でも、英語の独り言チャンスはあります。
- “I’m so tired today.”(今日は疲れた)
- “What should I eat for dinner?”(夕ご飯なににしよう?)
- “I want to watch something funny.”(なんか面白いの見たいな)
英語の映画やドラマを観るときには、「あ、この単語知ってる!」という喜びもあります。
- “I’ve learned this phrase before!”(このフレーズ前に勉強した!)
🌙 夜の独り言で一日を英語で振り返る
夜、ベッドに入ってからは、その日あったことを英語でつぶやくのが良い習慣です。英語日記の口頭版のようなものですね。
- “I had a busy day today.”(今日は忙しかった)
- “I’m glad I finished everything.”(全部終わってよかった)
- “I’ll try harder tomorrow.”(明日はもっと頑張ろう)
たとえ短い文でも、自分の気持ちに合った表現を英語で言ってみるだけで、表現の幅が広がっていきます。
🎯 英語で独り言を話す習慣が上達への近道になる理由
独り言英語は、「正確さ」よりも「発想」と「習慣化」が大切です。
- 伝わらなくてもいい
- 単語だけでもいい
- 間違ってもいい
とにかく、「英語を使って自分の生活をなぞってみる」という行為そのものに意味があります。
英語を勉強するとき、つい「例文を覚える」「単語を暗記する」ことに集中してしまいますが、**「自分のことを英語で話せるようになる」**というのは、実はとても大切で実用的なスキル。
独り言チャレンジはその第一歩として、とてもおすすめです。
もし「独り言の内容が浮かばない…」というときは、日常の動作を1つ選んで、それを実況するだけでもOKです。
たとえば洗濯や料理など、ルーティンが決まっている行動なら、同じフレーズを何度も使えるので自然と定着します。
あなたもぜひ、明日の朝から「Good morning」ではなく「I’m still sleepy…」から始めてみませんか?
きっとあなたの英語力は、自然とじわじわと育っていきます🌱
日常での一般的な行動や考えを例文として挙げてきましたが、きっと皆さんの生活の中にも、共通するシーンがいくつかあるはずです。
最初はそのまま覚えて使ってみるだけでも十分ですし、慣れてきたら少しずつ応用して、自分だけの“英語の独り言”を作っていくと、もっと楽しくなりますよ☕✨