📘 オンライン英会話の復習、ちゃんとやってる?
オンライン英会話を受けたあと、そのままにしていませんか?
「終わった〜、楽しかった」で終了してしまうことも多いと思います。私も最初のころは、レッスンが終わると「よし、やったぞ!」という達成感だけで満足していました。でも、ある時ふと思ったのです。「同じようなことをまた次回も言えなかったら意味がないのでは?」と。
それから私は、レッスンの「その後」を見直すようになりました。すると、明らかに「言えること」が増え、「話す自信」も少しずつついてきたんです。この記事では、そんな私が実際に試して効果があったオンライン英会話の復習法を紹介します。
🔁 復習は、英会話の“伸びしろ”を最大化する
オンライン英会話の効果を最大化するには、「復習」が欠かせません。
授業中は「話すこと」に精一杯で、正直なところ「あれ、なんで言えなかったんだろう?」と思うことも多いはず。そこで復習を取り入れると、自分の弱点や課題がはっきり見えてきます。
なにか教材を利用してオンライン英会話の授業を受けている場合は、復習しやすいかと思います。間違えたところを見直したり、もう1度教材に従って勉強してみたり。
でも、雑談をした回の復習はどうすればいいのか少し悩んでしまいませんか?
私がオンライン英会話授業を受けていたのは、試験対策ではなく自然な日常会話力を身につけたい、という理由だったので教材を使ったことはありませんでした。
私と同じような目的がある人は、教材ではなく雑談中心の授業を選ぶことも多いと思います。だからこそ、「自由な会話」を復習する工夫が必要になります。
🎙️ 私の復習ルール①|レッスンは必ず録音する
まず一番大事にしていたのが「レッスン録音」です。
私は、ほぼすべてのオンライン英会話レッスンを録音していました。録音することで、「その場では気づかなかったけど、あとから発見できること」が本当にたくさんあります。
録音方法はサービスによってさまざまです。録音機能が付いているオンライン英会話もありますし、ない場合はスマホやボイスレコーダーなどを使って、自分で録音することもできます。ただし、必ずレッスン前に先生に許可をとりましょう。
📌 英語で録音の許可をとるフレーズ例:
Would it be okay if I record this lesson for my review?
⇒ このレッスンを復習用に録音してもいいですか?
🔍 私の復習ルール②|言えなかったことを、あとで考える
録音したレッスンを聞き返すと、「ああ、ここ言葉につまってたな」とか「このとき違う言い方もできたかも」といった“反省ポイント”が見えてきます。
私は、そういった部分をひとつひとつ拾い上げていきました。
・うまく英語で言えなかったこと
・中途半端に言って終わった話題
・伝えたかったけど途中でやめてしまったこと
これらを日本語でメモしたあと、改めて英文を作ってみます。もちろん、文法があっているか不安なときは辞書や翻訳ツールも使います。大切なのは「自分の言葉」で再構築してみること。
不思議なもので、その場では言えなかったのに、時間をかけてじっくり考えると意外とちゃんと英文が作れるんですよね。
🧠 私の復習ルール③|次のレッスンに“つなげる”
作った英文は、ただノートに書くだけで終わらせません。私は次のレッスンで「復習した表現」を使うようにしていました。
前回と同じ先生に作った英文を添削してもらうのも良い勉強になりますし、違う先生を選び同じトピックでの会話を行い、復習した英文を実際に使ってみるのも良いと思います。この方法だと前回詰まって言えなかったことが言えるようになってる!と成長を実感することもできます。
📌 先生への切り出し方の例:
Last time, I wanted to say something but I couldn’t. Can I try it again?
⇒ 前回うまく言えなかったことがあるので、もう一度言ってみてもいいですか?
📝 私の復習ルール④|先生が使った表現をピックアップ
レッスン中、先生の話を聞いていて「この言い回し素敵だな」と思ったり、「へえ、こんな表現があるんだ」と感じる瞬間、ありませんか?
私はそういったフレーズも録音から拾い上げて、リスト化していました。
ただし、全部を覚えるのは無理。私は「これ使ってみたいな」と思ったものだけ、1回のレッスンにつき1つか2つにしぼって、次回に使ってみるようにしていました。
覚えようとして無理に詰め込んでも、結局忘れてしまうことが多かったからです。「ああ、こんな表現もあるんだ」と気軽な気持ちでふれていくほうが、私には合っていました。
よく使うような重要な単語や表現は先生も何度も使うので、自然と覚えられることもあります。
🔄 復習を習慣にすると、自信が生まれる
オンライン英会話のレッスンは「話す場」であると同時に、自分の課題を見つける“実験室”でもあります。
私は復習を続けることで、少しずつですが「自分が言えること」が増えていきました。
毎回のレッスンが次につながり、会話の中で自然に表現が出てくるようになると、英語を話すのがどんどん楽しくなります。
復習は面倒くさい?
たしかにそうかもしれません。
でも、録音を聞きながら「ここ悔しかったな」と思ったり、「よく言えた!」と自分をほめたりする時間は、なんだかんだで“英語と向き合う”充実した時間でした。
✅ まとめ|自分のスタイルに合った復習法を見つけよう
今回ご紹介したのは、あくまで私がやっていた復習方法です。
人によって学び方は違うと思いますが、大切なのは「続けられる工夫」と「次のレッスンにつなげる意識」だと思います。
- 録音して、自分の会話を客観的に見る
- 言えなかったことをあとで考えてみる
- 先生のフレーズを参考にする
- 次回に活かして実践する
これらのサイクルができるようになると、オンライン英会話はもっと楽しく、もっと“伸びる”学習になります。
「ただ受けるだけ」で終わらせず、自分なりの復習習慣、ぜひ見つけてみてくださいね。
