📘 「on the same page」の意味と使い方をわかりやすく解説!
会議やチーム作業、あるいは友人との会話で「認識をそろえたい」「ちゃんと通じ合ってるか確認したい」と思う場面はよくありますよね。
そんなときにネイティブがよく使う表現が “on the same page” です。
このフレーズは、直訳すると「同じページにいる」ですが、実際は「意見や理解が一致している」「共通認識がある」という意味で使われます。
ビジネスでも日常会話でも広く使える、汎用性の高いイディオムです。
📖 on the same page の意味
- 意味(日本語): 意見が一致している、同じ認識を共有している、話がかみ合っている
- 英語での説明: To have the same understanding or to agree on a situation or idea.
- 直訳: 同じページにいる →(比喩)同じ情報・認識を共有している状態
「誤解を避けたい」「相手と認識を合わせたい」ときにとても便利な表現です。
🧠 語源・ネイティブ的な背景
“on the same page” の起源は、教科書や資料を読み合わせるときに「今どのページにいる?」と確認することに由来すると言われています。
そこから、「同じ考えや理解を持っている」状態を、同じページにいるという比喩で表現するようになりました。
現在では、ビジネスミーティングからカジュアルな会話まで、幅広い場面で使われています。
📚 文法ポイントと注意点
- on the same page は be動詞やget動詞と一緒に使うのが基本
- be on the same page(共通認識がある状態)
- get on the same page(共通認識を持つようになる)
- よく使われる主語:we, they, everyone
- フォーマル/カジュアル両方で使える便利な表現
ビジネスメールでも “Let’s make sure we’re on the same page.” のように使われます。
✍️ 使い方の例文5選
Before we move forward, let’s make sure we’re on the same page.
⇒ 進める前に、認識が合っているか確認しましょう。
We had a quick meeting to get on the same page about the project.
⇒ プロジェクトについて共通認識を持つために簡単なミーティングをしました。
I don’t think we’re on the same page about the deadline.
⇒ 締切について、私たちの認識がズレている気がする。
It’s important that everyone is on the same page before we launch.
⇒ ローンチ前に、全員が同じ認識でいることが大切です。
They finally got on the same page after hours of discussion.
⇒ 何時間もの議論の末、ようやく意見が一致しました。
🔄 類義語・似た表現との違い
- see eye to eye
→ 「意見が完全に一致する」ことを意味するイディオム。on the same pageよりやや強め。
例:We don’t always see eye to eye, but we respect each other. - agree with
→ 意見そのものに賛成すること。on the same pageは「認識や理解が一致」という意味も含む。 - on board
→ 「同意して参加している状態」を表す。特にプロジェクトや提案に賛成する場合に使う。
“on the same page” は、意見だけでなく「理解の一致」も含む点が最大の特徴です。
📱 SNSでのカジュアルな使い方
Working with people who are always on the same page = 💯
⇒ いつも認識が合ってる人と仕事するのって最高。
Group chats are chaos unless we’re on the same page 😅
⇒ グループチャットって認識そろってないとカオスになるよね。
That moment when you realize you’re NOT on the same page… 😬
⇒ あ、認識ズレてる…って気づいた瞬間の気まずさ。
💬 よくある質問(Q&A)

“on the same page” はビジネス専用ですか?

いいえ、ビジネスでも日常会話でも使われます。認識や理解の一致を表す便利な表現です。

“get on the same page” と “be on the same page” の違いは?

“get on~”は「認識をそろえる」過程、“be on~”は「認識が一致している」状態を表します。

“same page” だけでも使えますか?

単独では意味が通じにくいため、必ず “on the same page” の形で使いましょう。
✅ まとめ
- on the same page は「意見・理解が一致している」ことを表す便利な英語表現
- 会議やプロジェクト進行時に使えば、認識ズレを防げる
- “get on the same page” で「認識をそろえる」、
“be on the same page” で「認識が一致している」状態を表現 - ビジネスだけでなく日常会話・SNSでも活用できる万能イディオム