オンライン英会話を始めて間もない頃、一番困ったのは「沈黙」でした。先生が質問をしてくれているのに聞き取れなかったり、自分が何を話せばいいか分からなくなったり…。頭の中が真っ白になってしまい、気まずい空気が流れたことが何度もあります。
この記事では、私が実際にオンライン英会話で沈黙してしまったときの体験談と、そのとき役立ったフレーズをご紹介します。初心者でも安心して使える「沈黙切り抜け術」として参考になれば嬉しいです。
😅 私が沈黙してしまった瞬間
ある日のレッスンで、先生が少し早口で質問をしてくれました。聞き取れなかったのですが、恥ずかしくて聞き返せず「……」と沈黙。先生が優しく微笑んでくれたものの、数秒の無言がとても長く感じられました。
別のときには、自分が話題を切り出そうとして「I like…」のあとに単語が出てこず沈黙。結局「Um…」を繰り返してしまい、さらに焦ってしまったこともあります。
💡 沈黙を切り抜けるための便利フレーズ
私の経験から、沈黙を避けるコツは「とりあえず一言でも出すこと」です。以下は実際に役立ったフレーズです。
- Could you say that again?(もう一度言っていただけますか?)
- Sorry, I didn’t catch that.(すみません、聞き取れませんでした)
- Let me think for a second.(ちょっと考えさせてください)
- How about you?(あなたはどうですか?)
- Let me check. I’m not sure, I’ll look it up.(調べさせてください。よく分からないので検索してみます)
- I’m not sure how to say this word in English. Can I look it up?(この単語を英語でどう言うか分からないので、調べてもいいですか?)
- What’s the English word for “〇〇”?(「〇〇」は英語で何と言いますか?)
- How do you say “〇〇” in English?(「〇〇」は英語でどう言いますか?)
- Could you tell me how to say it? In Japanese, it’s “〇〇”.(どう言えばいいか教えていただけますか?日本語では「〇〇」と言います)
- It’s like 〇〇, a kind of 〜 used for …(〇〇みたいな、〜の一種で…に使うものです)
- Let me look it up quickly. I’ll be back in a few seconds.(ちょっと調べます。数秒で戻ります)
- I think it’s called “〇〇”. Is that correct?(「〇〇」というと思いますが、合っていますか?)
特に「Let me think for a second.」は便利でした。沈黙が「何も言えない」ではなく「考えている時間」になります。また、日本の文化などで答えに自信がないときは「調べてもいいですか?」と伝えるのもアリです。実際に私も「I’m not sure about this. Let me check.」と先生に言ったら、「Of course, go ahead!」と快く待ってくれて、逆に会話のきっかけになりました。
🗣 会話を広げるアイディア
沈黙を恐れず、むしろ「話題を広げるきっかけ」にしてしまうのも一つの方法です。例えば、先生が「What did you do last weekend?」と聞いたときに答えが思いつかない場合でも、
- 「Actually, I didn’t do much. How about you?」 → 相手に話を振る
- 「I stayed home, but I watched a movie. Have you seen it?」 → 小さな出来事を広げる
たとえ話すことが少なくても「質問を返す」だけで会話が続くと学びました。
✅ まとめ
オンライン英会話で沈黙してしまうのは誰にでもあることです。私自身も何度も気まずい思いをしましたが、「聞き返す」「考える時間を伝える」「相手に質問を返す」といったフレーズを覚えてからは、沈黙が怖くなくなりました。むしろ「沈黙=会話を広げるチャンス」と思えるようになり、レッスンが楽しくなりました。初心者の方も、ぜひ今回のフレーズを使ってみてください。